本日

いよいよ本日となりました。
TIME AND SPACE

T.S 小

スペシャルゲストもおりますが、初1人舞台でもあります。

数年間、自分のライブをしてきませんでした。

機械的な音の中で踊る赤や黄色や青。
海や森や風や、
矛盾や線や胞子や、感情。熱。水

いつも浮かぶのは絵の中の音でした。

でも、イメージが湧けば湧く程、逃げる理由も見つけるようになりました。
怖かったからです。

ずーーと胸をはせてきた夢もいつの間にか、形を変えた数年前。
私は立ち止まる決意をしました。

今までずっと行きたかったはずの目的地に違和感を抱き、
その違和感は、やがて城を壊しました。
すべての概念がくつえり、大反乱をおこした。

立ち止まるしか他なくなって、でも、理屈じゃなくて私の中には、どこかに信じるものが深くにあるのを感じていました。

そんな中、出会ったのがとあるバンド。
彼女たちの中で鍵盤を弾くようになってから、尚、城は壊れた。
むしろ壊したくて仕方がなくなった。風が吹いて、雨が降って、雷が鳴っても。そうじゃなくて自分の中の炎や刃や水や愛の力で壊したくなりました。

彼女たちは、例えるなら、何のために勉強するかを常に知っているように私には映ったからです。

机に向かう事や、ノートを開きペンを持つ事、何時間机と向き合うかの目に見える事なんかには、意味をもっていないかのように映った。
だから楽しんでるし、一回一回作ったお城も、笑って叫んで、泣いてはぶっ壊す。

形がないはずのものが、あんまりに美しくて、はかなくて、ゆるぎなかった。

そして闘うべき相手は常に自分。だから本当の優しさを知った。
本当に心の優しい人たちだった

今思えば、あの時私が、突然抱いた違和感は、
まるで何を得たくて勉強しているか解らなくなって、
それよりも、机に向かって、背筋をのばし、ノートを開き、ペンを持つ。
そして時間を費やす。
とても機械的で、目に見えるものを重んじてきた結末だったのかもしれない。
そのせいで、メンバーをはじめ沢山の人を巻き込んだ。

いつだって、本当の敵は自分だけ。
内部の炎しか、燃やせない音がある。

数年間、お家で作業したり、イメージしたりしていた事を、明日やっと表現できる。
そして、何年も時間が空いたライブに、足を運んで下さる人たちがいる。
何年も連絡をとらなかった人も来てくれたりする。
何年も連絡をとりたかった人が、一緒にセッションしてくれる。

一人の人間の、なんてことない挑戦。
じぶんに勝つ日にしたいと思います。

その不細工で、ぶっきらぼうな姿が、誰かの心の炎に火をつける事ができるように
演奏したいと思います。

数年の間に
お城がなくなって、何が残ったか。

そういう根っこの部分を明日は表現できたら良いと思っています。

そして、胸を張って、4月旅立とうと思います。

明日、いらして下さる皆様、そして応援して下さる皆様に感謝を。

Mariko Marleene